夏の室内表面温度
こんにちは 松原です。
昨日は台風でも、エムズの建物室内はとっても静か!
という記事をお伝えしましたが、今日は夏の室内の表面温度のお話を。
当社のHPの エムズの想い
の内容にもあるように、室内の表面温度って、とても大切。
人が感じる体感温度は、室内の 床 壁 天井 の表面温度
のが大きく影響してきます。
表面温度+室内の空気温度 ⇒ この平均値が体感温度になります。
つまり、いくらエアコンをかけて空気を冷やしたり温めても
天井や壁の温度が高いと、エアコンをかけて空気温度を冷やしても
温度通りの体感はできないということです。
つまり建物の性能が悪いと、エアコンが頑張っても、快適な
室温にするにはエアコンにかなり頑張ってもらわないといけません。
非常に残念ですよね。
最近は、「高気密高断熱」という言葉が当たり前になりつつ
ありますが、きちんと数値で示されない高気密高断熱は、
どこまで性能がよいのか、まったくわかりませんね。
Q値 UA値 や 実測C値
(最近の実測C値は 0.3~0.4㎝2/㎡ にまとまってます)
例えば、車でいうところの燃費性能の数値がわからずに、
「リッター何キロ走るかわかりませんけど、
この車は省エネで燃費がいいですよ~」とだけ伝えられても
なんだか???ですよね。
では実際のエムズの ナチュレエコ の夏の室内表面温度をご覧ください。
と、その前に、今年の夏も昨年につづき暑かったですね。
毎年暑くなっていく気がします。
8/2には、岐阜市が最高温度を記録しましたね。
でも、エムズのつくるお住まいの室内は、
そんなのかんけ~ね~
7/29 10:30 (この日の最高気温36.8の真夏日)
床下エアコンの設定温度 27℃ で、室温も27℃
フローリング部分 の表面温度24.4℃
床下エアコンだから、床の表面温度が若干低くなります
床がひんやりして気持ちいですよ。
この時点で、体感温度はすでに27℃の室内空気よりも快適に感じるはずです。
床タイル部分 24.8℃
タイルとフローリングでは、タイルのほうがひんやり感じますが、
温度はほぼ同じ。
これは、タイルは蓄熱する容量が多いので、人が触れたときに人の体温を奪う
結果、ひんやり感じるだけで、実際の表面温度は変わらないんですね。
次に天井です。
天井は、夏場の場合は暑くなりがち。
温度の高い空気は上昇していきます。
でもでも 25.3℃ 床とほぼ変わらないのがすごいです。
板張りではない天井部分(ダイアトーマスの吹付部)
ほぼ同じの 25.2℃
これだけ表面温度が変わらないと、室温がとても安定します。
時刻は10:30 東面の窓回りの壁
この日も天気がよく、東からの朝日により暑くなりがちですが
27.4℃をキープしております。
温度計の室温より 1.5℃低い表示がされております。
お風呂場(UB)
23.3℃ 水をかけたわけじゃありませんよ。
そしてそして、南側のサッシ(まだ直射日光は当たらず)
なんと、26.6℃
性能が低くなりがちな開口部ですが、
APW330 のオール樹脂サッシに加え、ガラスの間にはアルゴンガスを封入
し、さらなる断熱性を高め、さらには、スペーサーも樹脂にしている効果ですね。
そして、壁面
天井とほぼ変わらない 25.5℃
こちらは南面の壁(外壁側)でも 25.4℃
室内の壁 も変わらず 25.4℃
東面の外壁面(この時刻は一番熱くなるはず)25.7℃ とほぼ同じ
こちらも東の玄関外壁面 25.3℃ と安定感抜群ですね!
ここまで見てもわかる通り、室内の表面温度は、どこを計測しても
25℃前後 という安定した温度。
先ほどの、体感温度にすれば、室内空気が27~28℃でも
人が感じる体感温度は、26℃くらいになりますね。
これだけ室内の表面温度が安定していると、とっても快適。
エアコンの風が当たるところだけ涼しくて、エアコンから離れたところは、
涼しくならない! なんてことも皆無です。
部屋の空気が隅々まで同じ温度で、エアコンを入れているという感覚が
ありません。
空気全体がひんやりしているという感じ。
またエアコンによって空気が大きく動く(対流)こともないし、
エアコンの風が直接当たることもなく、とっても快適です。
ただ、これは床下エアコンの性能がよいからではなく、
きっちりと高気密高断熱の躯体性能がよいからです。
もっといえば、施工精度がよいからだと思います。
Q値やUA値という断熱性能を表す数値は、机上の計算結果であり、
実際に施工がその通りできているか、また断熱に隙間やムラがないか等
の施工精度が伴って初めて設計上の数字を体感できるというものです。
我が家だけでなく、その日にモデルハウスも同じく計測
床下エアコン設定温度 同じく27℃ 室温28℃ となっています。
南側の木製サッシの表面温度 27.2℃
この日はすでに南面へ直射日光が当たりだしていましたが
室温よりは低いですね。
和室(東側)の天井
しかもこちらの和室は、東側で下屋(2階がない)ですから、
理屈でいえば、暑くなりがちですが、実際の天井表面温度は 25.1℃
なかなかですね。
LDK天井 25.8℃
壁面 24.9℃
塗り壁だから、少し温度も低いのですかね?
フローリング床面
23.8℃
ものすごい安定感ですね。
ただ、床下エアコンをタイマーをセットして、毎日朝から夕刻までエアコンを
しているということもありますが、これだけ安定した室内表面温度を確保
できるのは、やはり本物の高気密高断熱のおかげですね。
特に、施工レベルがきちんとされているかだと思っています。
モデルハウスでは、床下エアコンを常時体感できます。
涼しくなる前に、暑い日に是非、モデルハウスをご体感ください。
—–株式会社エムズアソシエイツは、注文住宅 高気密高断熱の専門工務店 です。—–
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